再生されるまで148年
声は、聞く方法より先に残された。
1860年4月9日、スコット・ド・マルタンヴィルは、人の声を煤で黒くした紙の上に線として記録した。装置の目的は、音を目で調べることだった。
2008年、First Soundsの研究者らが、その記録を音として再生した。紙に刻まれた振動が、約148年の間を越えて、もう一度聞けるものになった。
記録の注記と出典 02
復元された記録
初期にはほかの録音も存在する。この記録を「あらゆる意味で世界最初」とは扱わない。図は記録方式の模式図であり、実際の音声波形ではない。